牧野 真耶

- W o r k s & E x h i b i t i o n s -

9/01/2024

Duo Exhibition ‘Atmosphere’



9月5日より、蔵前にある iwao galleryにてアーティストの西村祐美さんとの2人展 ‘Atmosphere’を開催していただくことになりました。
ご高覧いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

▶︎ https://iwaogallery.jp/atmosphere/

Atmosphere
Maya Makino×Yumi Nishimura

2024年9月5日(木)〜22日(日)
[木・金・土]12:00ー19:00 
[日]12:00ー17:00
※月・火・水 休廊 
台東区蔵前2-1-27 2F
都営浅草線・蔵前駅A1b出口からすぐ

展覧会を企画してくださった @iwao_gallery 磯辺様に感謝申し上げます。


牧野真耶×西村祐美「Atmosphere」二人展を開催いたします。
自身の記憶の断片を、藍という染料を支持体に深遠な色彩表現と抽象的な画面構成で表現する牧野と、反復と集積というシステムの美しさに魅了され独学で〝織り〟というものをより抽象化する、テキスタイル領域から美術へと深化する西村。ふたりの作家は素材、技法、アプローチも異なる作品であるが、醸し出す〝Atmosphere〟はどこか似ている。二人ともが追求する、限られた状況・空間や色彩の中に無限の世界を見出すミニマリズム。彼女たちの持つ静かに響く呼吸とiwao galleryの空間での〝Atmosphere〟をお楽しみください。
※Atmosphere=特定の場所や状況が持つ特有の感じ。雰囲気。

牧野真耶[Maya Makino]
1980年神奈川県生まれ。2009年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。
▶︎2003年より藍を使用した作品を制作し続けている。胡粉を使った地塗り材で下塗りをしたパネルに一種類の染料を使ってさまざまな藍の色合いを表現する。藍は絵画の表面に留まっているのではなく、支持体に浸透している。無意図的に知覚した感覚から、瞬時に過去の風景が目の前に映し出される体験を絵画の中にキャプチャーし留めておくということを目的としている。

1980年神奈川県生まれ。2009年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了。国内外のギャラリーの他、2012年 東京都府中市美術館、2015年 上野の森美術館、2016年 藤沢市アートスペース、2017年 東京藝術大学美術館にて作品を発表。主な収蔵先として、西方寺(東京)、いすゞ自動車株式会社(神奈川)、セントレジス大阪(大阪)、TIAD, Autograph Collection(愛知)、みなかみコレクション(群馬)、ヨシモトポール株式会社(群馬)、東京藝術大学美術館(東京)など。
@maya_makino_

西村祐美[Yumi Nishimura]
1984年福岡生まれ。2007年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。
▶︎学業や仕事を通じデジタルな制作現場で活動していたが、もっと本質的な素材に立ち返りたいという思いのなか手織りに興味を持ち、反復と集積というシステムの美しさに魅了され独学を開始した。織りの中でとりわけ興味を惹かれる要素 [反復・集積・交差・密度・素材]を軸とした制作を行っている。

1984年福岡生まれ。2007年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。個展歴に、2024年「Interplay」(GALLERY SAOH&TOMOS/東京)、2022年「repeat」(iwao gallery/東京)。主なグループ展に、2023年「LAYEREDー網膜に生まれるイリュージョン」(THE BOX TOKYO/東京)、2022年「SICF22 Winners Exhibition」(スパイラルガーデン/東京)、2022年「Arte Laguna Prize 15」(The Arsenale of Venice /イタリア)、2022年「Arte Laguna Prize Exhibition」(Caudan Arts Center/モーリシャス) など。主な受賞歴に、2021年 SICF22 EXHIBITION部門 保坂健二朗賞など。
@_yumi_nishimura

Atmosphere
Maya Makino×Yumi Nishimura
2024.9.5(thu)-22(sun)
Open:Thu-Sat 12:00-19:00 Sun 12:00-17:00
Close:Mon-Wed